宇連山で遊んできた。

Best Season Has Come!

先週のことだけど、久々に宇連山に遊んでもらってきた。

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東尾根からの一枚。ナイス低山(凶暴につき要注意だけど)

ガチンコのトレランレースとして知られるOSJシリーズの序盤、毎年3月に開催されるOSJ新城トレイルのコースとして東海地方ではおなじみのこの宇連山。アクセスが良いからハイカーも多いし、麓にある県民の森にはキャンプ場から何から揃っていて、週末はファミリーもたくさん遊びに来るすごくいいスポットなんだよね。
だけど、アクセスが良い割に周りの山はどこも急峻苛烈。えげつないほどの難コースが連なるのである。

このコースを走るのは久しぶりだったんだけど、いつ来てもボコボコにやられる。今回はOSJ新城32kのコースをなぞりながら、適宜ショートカットして20kmほどを走る予定でスタート。
序盤はそのまんま32kのコースを進むも、所々でコースミス。戻ったり、戻るには遅すぎたりを経て東尾根に取り付く。ひたすら東尾根を北尾根に向かい進んでいくと、32kのコースでは一度山から降りるところがあるんだけど、今回はそこをカットしてそのまま北尾根へ。ここの登りはハンパない。もはや壁。

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伝わるだろうか、この傾斜。クレイジーだ。

しかしペースを慎重に調整し、体の機嫌をとりながら進んで来た甲斐があって、ここまでに足が終わるようなことはなかった。ここでも無理をせずマイペースで北尾根を乗り越え、西尾根に合流。宇連山山頂を目指す。
この西尾根に出てからは風が一気に強くなり、体感気温もグッと下がる。歩いたりすることが多い人であれば、ウインドシェルだけでは少し寒いと思われるのでご注意を。
宇連山山頂に着き、写真を撮り、長居する必要もないのでサッと引き返す。何より寒かったんだよ。積雪はないので滑ったりはしないけどね。

A3109709-111A-4536-81F9-6C205A418527山頂からの眺めと美味しそうなエナジーバー

ここからの帰りパートは西尾根→南尾根→県民の森をひたすら下る。棚山はカットだ。
この区間もまた強烈で、5.5kmで800m下る。登り返しもないではないが、基本的には延々と下降だ。ここでの足へのダメージは筋肉痛となって、その後2日間僕にまとわりついて不平不満を言い募っていた。
約19kmを4時間かけて堪能してゴール。この距離で累積標高が1900mにもなる本当にしんどいコースだ。ゴールの後はモリトピアで安定のどて丼をいただく。赤味噌の濃ゆい甘さが疲れた体に染み渡る。だけど大盛りにしたら量が尋常じゃなく多く、途中からはただただ自らの選択の過ちを悔い、この課題をクリアすることに全力を捧げる羽目になってしまった。

7234EC83-00A5-46A0-9A82-7BB3C98CFB1Bうまく伝わらないこのボリューム感

この宇連山は標高が929mで、真冬でも積雪がないことも多いので、冬場にしっかりとした練習をするにはもってこいのフィールドなんだよね。僕はもともと暑いのが苦手なので、ランに関しては冬がメインシーズン。これから存分にそのおいしい季節を楽しもう。それにOSJ32kに出られる方は、この時期くらいから試走をしておくと、本番かならず良いことがあるから、正月休みをグダグダと過ごすうちの1日を返上して励みに来てみるといいと思う。
宇連山から棚山高原にかけては、細かいトレイルが縦横に走っているので、迷いやすいから気をつけてね。むしろ声かけてくれたらアテンドもします。
次は28日に32kのコースをそっくりそのまま走る予定だけど、走る前はいつも気が重いぜ。

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