梅雨のスキマを縫って久々のライド。新城総合公園から四谷千枚田までの往復35kmコース。

しかし実は往復20kmくらいだと高を括っていたらとんだ思い違いだったよ。

本当はお隣の設楽町まで足を伸ばそうかと思っていたけど、残念ながらタイムアップ。

久々のライドだし、そもそも貧脚の僕にはそれは高嶺の花だったんだな。

真っ青に晴れ渡った空や明るい木々の緑ももちろんいいものだけど、僕は雨に濡れた濃い緑やひんやりとした雫の感触も好きなのです。

今日も曇り空になったおかげで空気もひんやりして肌に心地良く、山沿いを縫って走る目は深く濃い緑に吸い込まれるようだったよ。

新城市は、山に囲まれた市街地を一歩離れるとどこもかしこも山の中。

そんな土地だからこそできたこの四谷千枚田は人の営みの誠実さやひたむきさの結晶なのであるが、苗を植える人々の労働の只中を純粋に遊びでしかないバイクで掠めていくのは、なにやら背徳感を少し感じることでした。

ただただ美しい