NHKの大河ドラマ「おんな城主直虎」の放送が始まりました。
この柿本城は、遠江井伊谷の井伊家被官であった鈴木重勝が、三河遠江国境の備えのため、永禄11年(1568)に徳川家康の命により築城を開始したと言われています。
重勝の長男は井伊谷三人衆の鈴木重時であり、また、娘は井伊直親の母親で井伊家に深く関係があります。
元亀3年(1572)10月に武田信玄は、2万5千の兵を率いて遠江攻略に出陣し、三河に進出して来た武田軍のうち、山県昌景の5千の兵が、5百ばかりの兵が守る柿本城に押し寄せました。柿本城は、本丸のみ完成したところで攻撃を受けたため、城を守るのは困難でした。15歳の城主鈴木重好(重時の長男)は、満光寺和尚らの仲介によって和議を結んで城を明け渡しました。
国道257号沿いにある道の駅「三河三石」の駐車場の間の道を奥に進むと満光寺があります。
その左手奥に登り口があります。
満光寺の登り口から約5分(40代)で到着しました。